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<写真:Khmer Times>
カンボジア当局は22日、プノンペンでオンライン詐欺の拠点を摘発し、計127人を拘束した。
拘束者は中国、ベトナム、インドネシア、インドなど4カ国の国籍を持ち、多国籍の詐欺組織の実態が浮き彫りとなった。
摘発が行われたのはチャムカモン区の住宅で、警察や憲兵、地方行政当局が合同で捜査を行った。
現場からは、詐欺に使用されたとみられるパソコンや携帯電話、銃器、薬物などが押収された。
今回の措置は、6月27日に開かれた国家マネーロンダリング対策委員会の初会合と、フン・マネット首相が7月15日に出した厳格な指示を受けたもので、国内全域で進められている詐欺対策の一環である。
6月末から7月22日にかけて、全国25の州・市で計138カ所の施設を摘発し、3075人を拘束した。
拘束された外国人の内訳は中国人1028人、ベトナム人693人、インドネシア人366人、インド人105人などである。
プレアシアヌーク州ではベトナム人153人(うち女性18人)が被害者として保護され、当局は一部の拘束者について強制送還の手続きを進めている。
カンボジア政府は、国際的に広がるオンライン詐欺の取り締まりを今後も強化する方針を示している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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