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<写真:Khmer Times>
カンボジア保健省は23日、東南部トボンクムン州に住む6歳の男児がH5N1型鳥インフルエンザに感染したことを発表した。
これにより同国で2025年に確認されたH5N1感染者は13人となり、そのうち5人が死亡している。
保健省によれば、国家公衆衛生研究所による検査で男児の感染が7月21日に確認された。
発熱、咳、下痢、嘔吐、呼吸困難といった症状を呈しており、現在は医師団による治療を受けている状況である。
感染経路に関しては、男児が親族宅で死亡した約100羽の鶏のうち1羽を持ち帰り、祖母に調理を依頼した事実が確認されている。
保健当局はこの事例を受け、感染源の特定および濃厚接触者の調査を進めており、地域内での感染拡大を防ぐための対応を強化している。
また、男児と接触のあった人物に対しては、鳥インフルエンザの拡散防止に効果があるとされる抗ウイルス薬「タミフル(オセルタミビル)」が配布された。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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