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<写真:Khmer Times>
カンボジア国民議会のクオン・スダリー議長は18日、韓国駐在の朴ジョンウク大使による離任表敬訪問を受けた際、韓国の雇用許可制度(EPS)におけるカンボジア人労働者の受け入れ枠拡大を正式に要請した。
スダリー議長は、韓国での就労がカンボジア人にとって高収入を得る手段であると同時に、先進的な技能や実務経験を習得する貴重な機会であると指摘した。
また、両国関係が戦略的パートナーシップへと発展したことを評価し、これに寄与した朴大使の尽力に謝意を表した。
あわせて、議会間の協力促進の一環として、カンボジア国会の電子化(e-Parliament)を進めるための奨学金制度や研修機会の提供についても支援を要請した。
両国の協力関係を象徴するインフラ事業として知られる「カンボジア・韓国友好橋」の早期完成にも期待を示した。
これに対して朴大使は、貿易、投資、労働、政治など幅広い分野で両国の協力が進展していると述べ、特に労働分野での関係深化に今後も強い期待を寄せた。
韓国の雇用許可制度は2006年に導入され、農業、畜産、漁業、建設、製造業といった分野で人手不足を補うため、外国人労働者の合法的な受け入れを認めている。
カンボジア労働職業訓練省によると、同国は2024年、全世界に約130万人の出稼ぎ労働者を送り出しており、その93.3%が隣国タイに集中している。
残る6.7%が韓国、日本、マレーシアなどに分散しているという。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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