カンボジア、タイからの燃料・ガス輸入を停止

カンボジア、タイからの燃料・ガス輸入を停止
2025年06月24日(火)00時00分 公開
カンボジア、タイからの燃料・ガス輸入を停止

<写真:Khmer Times>

 

カンボジアのフン・マネット首相は6月23日夜、タイからのすべての燃料およびガスの輸入を同日深夜より停止すると発表した。

 

これには両国間の緊張が背景にあり、エネルギー分野にもその影響が及んだ格好である。

 

首相はSNS上で「本日深夜より、タイからの燃料およびガスの輸入を停止する」と明言した上で、国内のエネルギー需要については「他国からの供給で十分に対応可能であり、供給網に支障はない」と強調した。

 

カンボジアとタイは、サイバー犯罪の拠点を巡る非難の応酬や、国境検問所の運用を巡る対立など、外交上の摩擦が続いている。

 

特に今週初め、タイ軍が一方的に国境検問所を閉鎖したことを受け、カンボジア側は当該検問所の恒久的な閉鎖を通告するなど、両国間の緊張は一層高まっていた。

 

今回の輸入停止措置は、外交・経済分野における対立がエネルギー政策にまで波及していることを示しており、今後の両国関係に一層の注目が集まっている。

 

 

 

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