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<写真:Khmer Times>
カンボジアのフン・マネット首相は17日、タイが一方的に国境を閉鎖した措置に対抗し、タイ産の野菜および果物の輸入を全面的に停止すると表明した。
輸入停止はすべての国境検問所に適用され、同日発効した。
首相はプノンペンで行われたカンボジア・スカウト特別総会の閉会式で「タイが一方的に閉鎖したのであれば、カンボジアも同様に一方的に対応する。それ以上でも以下でもない」と述べ、厳格な対抗姿勢を示した。
さらに「我々は国境沿い住民の生活や経済活動を阻害する意図はない。しかしタイが事前の協議もなく行動したため、我々も同様の手段を取らざるを得なかった」として、「交渉には応じない。再開するかどうかはタイ次第だ」と強調した。
カンボジア政府は6月16日にタイ側へ24時間の通告を出しており、期限満了となった17日をもって輸入停止措置を正式に実施した。
今回の措置により、両国の国境を介した物流や農産物取引に一定の影響が及ぶ可能性がある。
カンボジア側は対応の正当性と主権を強調しつつも、タイ側の出方を注視する構えである。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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