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<写真:Khmer Times>
カンボジア商業省が17日に発表した報告書によると、同国の2025年上半期における地域的な包括的経済連携(RCEP)加盟国との貿易総額は197億ドルに達し、前年同期比で16.5%の増加を記録した。
報告によれば、同期間中のRCEP加盟国への輸出額は50億3000万ドルで、前年同期比11%の増加となった。一方、輸入額は146億7000万ドルに上り、18.5%の伸びを示した。
主な貿易相手国は、中国、ベトナム、タイ、日本、シンガポールの5カ国であり、これらの国々との取引が全体の貿易活動を牽引している。
商業省のペン・ソヴィチェア報道官は、米国による関税引き上げの影響が続く中、RCEPが世界貿易の活性化に貢献しているとの見解を示した。
報道官は「RCEPはカンボジアにとって輸出拡大の原動力であり、外国直接投資(FDI)を呼び込む重要な要素となっている」と述べ、優遇関税の効果により今後も加盟国への輸出が一層増加すると見込まれるとした。
RCEPは、東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国に加え、中国、日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランドの計15カ国で構成される世界最大級の自由貿易協定であり、カンボジア経済においてもその存在感を高めつつある。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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