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<写真:Khmer Times>
カンボジア北西部バンテイメンチェイ州において、タイとの国境を巡る緊張に関連し、戦争の有無をビール1箱で賭けるという不適切な投稿をSNS上で行った警察官に対し、当局は厳正な懲戒処分を下した。
処分を受けたのは、同州トマプオク郡警察署に勤務するドク・デット警部補(ID番号89195)である。
同氏は14日午後9時8分、自身のフェイスブックにおいて「カンボジア・タイ、バクハツ(Boom)なら負け、バクハツなしなら勝ち」と書き込み、戦争の勃発を賭けの対象とし、ビール1箱を賭けるとする趣旨の投稿を行った。
この投稿に対し、バンテイメンチェイ州警察はカンボジア内務省の規定に基づき、組織の規律と品位を著しく損なう行為であるとして、懲戒処分を科した。
当局は国家的な安全保障上の課題を軽率に娯楽化し、警察組織全体の名誉と威信を傷つけるものであると非難している。
ドク警部補は事情聴取において投稿内容を認め、自らの行動が軽率であったと述べるとともに、既に投稿を削除し、深く反省している意を示した。
警察当局は本件に関連し、市民や報道機関、SNS利用者に対して、治安および社会秩序の維持に向けた協力に謝意を表明した。
国家の安定に関わる問題に対する情報発信の責任について、改めて注意喚起がなされている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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