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<写真:Khmer Times>
カンボジア労働職業訓練省(MLVT)の報告によれば、2023年8月から2025年6月までの22か月間で、国内の工場・企業数が5356件増加し、全体で4万5656件に達した。
これは13.29%の伸びに相当し、カンボジア経済の力強さとフン・マネット首相率いる王国政府への投資家の信頼を反映している。
分野別では、縫製業が216件増の1682件(14.73%増)、非縫製業が5140件増の4万3974件(13.24%増)となった。
2025年上半期だけでも前年同期比で858件の増加が見られ、企業数は引き続き拡大傾向にある。
MLVTの報道官スン・メサ氏は、企業数増加の背景として、技術訓練を通じた人材育成と、投資家ニーズに対応する労働力の確保を挙げている。
現在、産業分野では21万〜22万人、観光分野でも大幅な労働力需要が発生しており、国内労働市場の拡大が顕著である。
また、タイから帰国した出稼ぎ労働者に対し、国内での雇用機会を積極的に活用するように呼びかけている。
一方、経済研究者チェイ・テック氏は、王国政府の積極的な投資誘致策および制度改革が、外資直接投資(FDI)と輸出能力の向上に寄与したと指摘している。
2025年の経済成長率は約5%、2026年には6%に達すると見込まれており、米国との関税引き下げ交渉が進展すれば、さらなるFDI流入も期待される。
カンボジア税関総局のデータによれば、2025年上半期における衣料・履物・旅行用品の輸出額は73.8億ドルとなり、前年同期比で22%の増加を記録した。
内訳は、衣料品52.8億ドル(22%増)、履物10.3億ドル(33%増)、旅行用品10.7億ドル(12.6%増)であり、外需の回復が企業活動の拡大を後押ししている。
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