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<写真:Khmer Times>
カンボジア水資源気象省は、雨季の最中に一時的な乾燥傾向が見込まれるとして、国民および地方当局に対し水資源の節約と気象変化への警戒を呼びかけた。
同省の発表によれば、国内および周辺地域の気象観測と予測に基づき、今後の降雨量は平年を下回る可能性が高いとされている。
具体的には、7月22日から8月10日にかけて、バンテアイミエンチェイ、バッタンバン、プサット、シェムリアップなどの低地州では、全域の約10%で雷雨や強風を伴う小雨が予想されている。
山岳部においても、コンポンスプー、パイリン、ストゥントレン、クラチエ、ラタナキリ、モンドルキリの各州、さらにカルダモン山地およびダンレック山地において同様の降雨が見込まれている。
沿岸部では、コッコン、プレアシアヌーク、カンポット、ケップおよびボーコー山地を含む地域で、全域の15%程度に降雨が予測されており、海上では波の高さが平均0.5mから1.75mに達する可能性があるとされる。
中でも、コンポンチャム州の水資源気象局は、7月20日から8月15日の間に同州で80%の確率で一時的な乾燥が発生するとの見通しを示し、農業用水や家畜用水の確保に際して節水を徹底するように住民へ強く呼びかけている。
水資源の有効利用と地域の持続的な生活環境の維持に向けて、国民一人ひとりの意識と行動が求められている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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