プノンペン当局、水不足地域での給水を開始

プノンペン当局、水不足地域での給水を開始
2025年05月01日(木)00時00分 公開
プノンペン当局、水不足地域での給水を開始

〈写真:Khmertimes〉

 

プノンペン当局は今週、水不足が深刻化している複数の地域において、住民への給水活動を開始した。市内の一部地域では数日にわたり水道水の供給が停止していた。

 

プノンペン市庁の公式Facebookページによれば、特にダンコール区スピエン・トマールの住宅地「ボレイVIP」において水不足が顕著である。

 

フン・マネット首相の指示のもと、市当局は同区当局およびプノンペン水道公社と連携し、4月28日に清水を住民に配布したと報告されている。

 

住民のソー・ソフォン氏は「引っ越して以来、水が出ない状態が続いている。水が届いたのは、問題が深刻化してからだった」と語り、日常生活への大きな支障を訴えた。

 

また「政府の支援には感謝するが、根本的な水道インフラの整備が急がれる」との見解を示した。

 

同じくボレイVIPに約6年間居住しているリィ・チェンコン氏も「住民数の増加に伴って水不足の問題が悪化している」と述べた。

 

現在はやむなく不衛生な井戸水に頼っている状況であるとして「早急に公共水道の整備を進めてほしい」と強く求めた。

 

なお、ダンコール区のキム・ネップ区長は本件に関するコメントを控えている。

 

 

 

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