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<写真:Khmer Times>
カンボジア保健省はプレイベン州プラサック郡ロンチェックコミューンのタティク村で、2歳の子どもがH5N1型高病原性鳥インフルエンザに感染し、25日に死亡したことを発表した。
患児は発熱、咳、呼吸困難などの重篤な症状を示し、両親が病院に搬送したが、救命措置の甲斐なく死亡した。
調査の結果、患児の自宅には小規模な養鶏場があり、約15羽の鶏が死亡、他にも数羽が体調不良となっていたことが確認された。
患児は鶏小屋の近くで遊んだり眠ったりしていたという。
カンボジア保健省の緊急対応チームは、農業省や地方自治体と連携し、感染経路の調査と封じ込めに向けた対応を進めている。
感染源の特定、感染拡大の防止、密接接触者への抗インフルエンザ薬「タミフル」の配布、健康教育キャンペーンを実施している。
H5N1型鳥インフルエンザは、通常、感染した鳥との密接な接触を通じて人に感染する。
人から人への感染は稀であるが、ウイルスが変異すると季節性インフルエンザと同様の感染力を持つ可能性があるとされる。
保健省は国民に対し、発熱、咳、鼻水、呼吸困難の症状があり、発症前14日以内に病気または死亡した鶏に接触した場合は、直ちに医療機関を受診するように強く呼びかけている。
また、感染予防のため、病気または死亡した鶏に触れたり食べたりしないこと、生卵の摂取を避けること、調理器具の衛生管理を徹底することを推奨している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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