おすすめのプロモーション

<写真:Khmer Times>
カンボジア国立銀行(NBC)は、カンボジア・リエル(KHR)によるQRコード決済が、タイ、ベトナム、ラオス、マレーシアの4カ国で利用可能となったことを発表した。
これにより米ドルへの両替を介さずにリエルによる直接決済が可能となり、利便性が大きく向上した。
NBCのイム・リート副総裁は、クラチエ州で開催されたリエル再流通45周年記念式典において、同国の電子決済システム「バコン」およびQRコード決済「KHQR」の普及状況について説明した。
バコンは国内外における送金、支払い、預金、引き出しなど多様な金融取引に対応し、迅速かつ安全なサービスを提供している。
2022年7月に導入されたKHQRはカンボジアと周辺諸国の銀行・金融機関との間でQRコードを利用した越境決済を円滑にし、域内における決済の相互接続性を高めている。
この仕組みにより地域全体のデジタル経済が一層促進されることが期待される。
カンボジア国立銀行はリエルおよびバコンの利用促進を目的とする広報活動をクラチエ州において積極的に展開しており、地方部におけるデジタル決済インフラの整備とリエル使用の拡大に取り組んでいる。
また、新紙幣の発行については、経済成長に伴う通貨需要の増加および市場から回収された損傷紙幣の更新を目的としており、同時に偽造防止の観点からも実施されている。
[© poste-kh.com 2016-2025 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。