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<写真:Khmer Times>
カンボジア南部プレアシアヌーク州プレイノブ郡で、新たな経済特区(SEZ)が設立される見通しとなった。
同州当局の発表によれば、投資総額は5000万ドルを超え、約6000~7000人の雇用創出が見込まれる。
開発を担うのはGolden Port SEZ Development社で、特区名は「ISI経済特区」とされる。
開発予定地は同州チュンクー・コミューンの約206ヘクタールに及び、政府は2024年11月に開発を正式認可した。
28日には、ロン・ディマンチェ副知事が主導し、環境影響評価(EIA)の最終報告に関する省庁横断会議が開かれた。
副知事は「環境管理を最優先とし、負の影響を最小限に抑える措置を徹底すべきである」と述べ、関係機関に対策強化を要請した。
ディマンチェ副知事はまた、同州が首都プノンペンに次ぐ経済拠点として台頭している現状を強調した。
深海港の整備や道路、鉄道、航空路の拡充が進み、国際物流の要衝としての地位を確立しつつあると述べた。
カンボジア中国商会副会長のロル・ヴィチェット氏も「深海港へのアクセスと充実したインフラは輸出入産業にとって魅力的であり、SEZの整備は政府の長期的な経済戦略に沿う」と評価した。
カンボジア開発評議会(CDC)によれば、2025年上半期に国内SEZ内で承認された投資案件は157件に達し、全国の投資プロジェクト全体の4割を占めた。
SEZは製造業や物流、技術分野への投資誘致を促進し、産業多角化と雇用拡大に寄与している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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