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<写真:Khmer Times>
カンボジア税関・消費税総局(GDCE)の報告によれば、上半期(1~6月)の自動車輸入額は11億4800万ドルに達し、前年同期の7億6900万ドルから49%増加した。
輸入品目には乗用車、トラック、バス、バン、自動車部品などが含まれている。
乗用車の輸入額は4億8700万ドルで前年同期比66%増となった。
家庭の購買力向上やライフスタイルの変化が背景要因とみられるが、新車と中古車の割合については詳細が明らかにされていない。
カンボジア政府は、自動車部品や電子機器の製造拠点として地域および世界市場での競争力強化を目指し、戦略・機関間調整、人材育成、インフラ整備、貿易円滑化、投資環境改善の5分野を重点課題に掲げている。
2024年には同分野への投資額が約7億4600万ドルに上った。
国内ではフォード、トヨタ、ヒュンダイ、いすゞが組立工場を稼働させており、中国のBYDもプレアシアヌーク州経済特区で新工場を建設中である。
こうした進出の背景には、優遇税制や技能労働力の拡充といった投資環境の魅力があるとされる。
また、公共事業・運輸省によれば、2024年の電気自動車(EV)登録台数は2253台と前年比620%の大幅増加を記録し、カンボジア国内におけるEV市場拡大の勢いが鮮明となっている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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