カンボジアの電気自動車、30年までに3万台

カンボジアの電気自動車、30年までに3万台
2024年07月15日(月)00時00分 公開
カンボジアの電気自動車、30年までに3万台

<写真:Khmer Times>

 

カンボジア政府は、2030年までに電気自動車(EV)の保有台数を3万台に増加させることを目指している。これは11日に発表された2024-2030年EV開発国家政策に基づくものである。

 

同文書によれば、電動スクーターの台数を72万台、三輪電動車両の台数を2万台に増加させる計画も含まれている。

 

政府はプレスリリースで「国家政策のビジョンは、カンボジアを持続可能な発展を支援し、国民の福祉を確保するために最適な数のEVを持つ国に変革することである」と述べている。

 

さらに、EVは燃料費が低く、環境に優しいため、カンボジアで人気が高まっていると付け加えた。

 

EVを運転する場合、100キロメートルあたり9633リエル(2.35ドル)の費用しかかからないが、ガソリンやディーゼル車では最大3万5723リエル(8.71ドル)必要となる。

 

現在までに、カンボジアでは合計1614台の電気自動車、914台の電動スクーター、440台の三輪電動車両が正式に登録されており、21か所のEV充電ステーションが設置されている。

 

カンボジアで最も人気のあるEVブランドは、中国のBYD、日本のトヨタ、アメリカのテスラである。

 

政府は2021年から、EVの輸入関税を従来の内燃機関車両に対する税金よりも約50%低く設定している。

 

中国からLetin Mengo EVを輸入するCar4you社によると、EVはガソリンやディーゼル車に比べて可動部品が少ないため、メンテナンスや修理のコストも安くなる。

 

EVの使用は燃料費を節約するだけではなく、大気汚染も減少させる。

 

 

 

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