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<写真:khmertimeskh.com>
カンボジア環境省は12月3日、同国全体の大気質が「非常に良好」であると発表した。
首都プノンペンをはじめ、多くの州で健康に影響のない水準が維持されており、唯一カンダル州のみが「中程度の汚染」と分類された。
同省のクヴァイ・アティヤ報道官によると、12月3日午前7時までの12時間における全国平均の微小粒子状物質(PM)の濃度は24.69μg/㎥であり、国内基準値である50μgを大きく下回った。
この数値は、大気質評価の6段階のうち最良とされる「青色(非常に良好)」に該当する。
この「青色」に分類されたのは、コンポントム州、ウドーミアンチェイ州、ストゥントレン州、ラタナキリ州、モンドルキリ州などである。
また、首都プノンペンや観光地として知られるシェムリアップなどは「緑色(良好)」とされ、カンダール州のみが「黄色(軽度の汚染)」に分類されている。
環境省は、今後も良好な大気環境を維持するため、市民に対し廃棄物やプラスチックの焼却を避けるように呼びかけている。
加えて、工業活動による排出ガス、車両の排気、森林火災、違法伐採などがもたらす大気汚染を抑制するための対策も継続して実施されている。
一方で、隣国タイでは深刻な大気汚染が続いており、保健当局は首都バンコクを含む複数の地域で「赤色警報」を発令するなど、12月を通じて市民に対する警戒を強めている
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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