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<写真:khmertimeskh.com>
カンボジアの首都プノンペンにおいて、大気汚染が「敏感な人々にとって不健康」とされる水準に達している。
13日朝の観測では、大気質指数(AQI)が104を記録し、世界主要都市の汚染度を比較する「World AQI⁺ランキング」において11位にランクされた。
スイスの民間環境機関であるIQAirの報告によれば、市内15カ所に設置された観測所からのデータに基づき、微小粒子状物質(PM2.5)の濃度は、世界保健機関(WHO)が定める年平均ガイドライン値の7.4倍に達している。
PM2.5は極めて微細な粒子であり、肺の奥深くまで侵入するため、特に喘息患者や高齢者、子どもなどの呼吸器系に深刻な影響を及ぼすとされる。
IQAirは市民に対し、屋外での運動を避けること、窓を閉めて外気の流入を防ぐことを推奨している。
また、呼吸器疾患を抱える人々や高感受性の層に対しては、外出時のマスク着用を強く勧めている。
大気質は日中にかけて改善する可能性もあるが、当面は健康への影響に警戒が必要であるとされる。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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