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<写真:khmertimeskh.com>
カンボジア農林水産省は12月2日、タイで摘発された野生ザルの密輸事件に関連し、カンボジアには国外から野生ザルを輸入する必要がないとの声明を発表した。
同省報道官のキム・フィナン氏によれば、カンボジア国内には合法的に登録されたサルの飼育・繁殖農場が多数存在しており、これらが輸出に十分対応可能な体制を整えているという。
これらの施設は、ワシントン条約(CITES)のカンボジア管理当局から正式な輸出許可を取得しており、衛生基準や適正な飼育管理も遵守している。
この声明は、タイの英字紙「バンコク・ポスト」が、タイからカンボジアへのサル密輸未遂事件を報じたことに対する反応である。
農林水産省は、同報道に対して「根拠のない主張」であるとして強く否定した。
フィナン氏はさらに「野生動物の違法取引は、国籍や国境を問わず決して容認できない犯罪行為である」と強調し、仮にカンボジアへの違法な動物輸入が判明した場合には、厳正に法的措置を講じる方針を明らかにした。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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