カンボジア、中国人観光客と投資家の受け入れ強化

カンボジア、中国人観光客と投資家の受け入れ強化
2025年12月01日(月)00時00分 公開
カンボジア、中国人観光客と投資家の受け入れ強化

<写真:khmertimeskh.com>

 

カンボジア政府は、中国人観光客および投資家の増加に対応すべく、受け入れ体制の整備を加速している。

 

11月27日にシェムリアップで開催された「カンボジア・中国観光フォーラム2025」において、観光省のフオット・ハック大臣は観光産業の重要性を強調し、中国との協力深化に対する強い期待を表明した。

 

同大臣によると、2025年1月から10月にかけての外国人観光客数は約480万人に達し、そのうち約100万人が中国からの渡航者であった。

 

この数値は、2019年の約230万人と比較して回復基調にあるとされ、「中国市場は依然として観光と投資の両面において極めて重要な位置を占めている」と述べた。

 

カンボジア政府は観光を国家経済の柱と位置づけており、文化・自然観光に加えて、グリーン、クリーン、スマート観光や高付加価値型ツーリズムの育成に注力している。

 

ハック大臣は「観光の振興は、高所得国への道を切り開く鍵となる」と語り、観光と投資の相乗効果に対する期待を示した。

 

2025年から2026年にかけては「カンボジア・中国観光年」と位置づけられ、両国間の観光連携を強化し、人的交流のさらなる深化を目指している。

 

シェムリアップ州のディ・ラド副知事は、中国との包括的戦略的パートナーシップの下、観光、教育、農業、貿易、技術といった多分野で協力が進展している点を評価した。

 

さらに同副知事は、アンコール遺跡群における中国の支援にも言及し、チャオ・サイ・テヴァダー祠堂やタ・ケウ寺院の修復に対する中国の貢献を紹介した上で、今後はベンメリア寺院の保全にも中国からの技術支援が予定されていると明らかにした。

 

本フォーラムは、カンボジア観光省、シェムリアップ州観光局、中国大使館および中国総領事館の共催により開催されたものであり、観光と外交の両面における関係強化の場となった。

 

 

 

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