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〈写真:Khmer times〉
カンボジア中国友好協会(CCFA)は26日、2025年に中国人観光客の訪問が大幅に増加すると予測していると発表した。同協会によれば、観光促進活動の強化やカンボジア観光省の戦略的計画が奏功し、中国人観光客の誘致がさらに進む見通しである。
CCFAのエク・サムオル会長は現地メディアに対し、「2024年には欧米市場向けの観光広告が大きな影響を与えたが、2025年にはプロモーションの成果が実を結び、中国からの観光客がさらに増加すると確信している」と述べた。
また、観光業の発展には「平和と政治・経済の安定が不可欠」との認識を示した。
カンボジア観光省のフン・ダニー報道官によると、2024年にカンボジアを訪れた中国人観光客は84万人を超え、前年から55%の増加を記録した。さらに、「中国大使館との緊密な協力のもと、2025年には中国人観光客が約110万人に達すると見込んでいる」と述べた。
観光省は、中国市場向けの観光プロモーションや文化交流イベントを強化し、中国人観光客の誘致を推進する方針を明らかにした。フート・ハク観光大臣は、観光省幹部に対し、中国の主要都市での観光市場開拓を指示している。
また、フン・マネット首相は、安全・治安・政治の安定を重視し、「カンボジアを『安全、温かみがあり、清潔で緑豊かな観光地』として確立する」ことを目指しているという。
一方、観光・貿易促進を目的とした展示会がプレアシアヌーク州で開幕した。フート・ハク観光大臣やプレアシアヌーク州のマン・シネット知事のほか、タイのトラート県知事やベトナム領事館関係者なども出席し、同イベントは1月27日から31日まで開催される。
ハク観光大臣は「観光業は経済の重要な成長エンジンであり、国内総生産(GDP)の約3%を占める」と強調した。
2025年にはカンボジアの沿岸地域で80万人の外国人観光客と約800万人の国内観光客の訪問を見込んでおり、特にプレアシアヌーク州では45万人の外国人観光客と約400万人の国内観光客の来訪が予測されている。
同州のシネット知事も、「観光客の滞在期間を延ばし、観光資源を広くPRするとともに、文化価値の発信や国際協力の強化を進める」と述べた。
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