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<写真:Khmer Times>
カンボジア観光省のフオット・ハク大臣によると、22社以上の中国企業が毎年少なくとも100万人の中国人観光客をカンボジアに誘致することを目指している。
これは初期段階の目標であり、今後さらに拡大する計画であるという。
同大臣は10月18日から20日にかけて中国河南省鄭州市で開催された第13回鄭州国際少林武術祭に参加した後、20日の記者会見でこの発表を行った。
同大臣は同イベント中に鄭州や河南省の主要な観光企業22社の代表者と会談した。
これらの企業は観光パッケージの企画やリゾート開発、高級ホテルの運営、ツアーガイドの提供など、観光業界の多岐にわたる分野で活動している。
また、同大臣は中国のメディアや観光協会、武術協会など関連する業界関係者とも意見交換を行い、カンボジアにおける観光地や投資機会について説明した。
カンボジア政府の政策に基づいた投資機会や観光地を紹介するとともに、両国間の友好と協力関係についても議論された。
同大臣は「カンボジアと中国は66年以上にわたる友好関係を基盤に、あらゆる分野で戦略的パートナーシップを築いてきた。
この関係によって両国は新たな協力の時代に入り、共通の未来を目指している」と述べている。
また、2024年は「カンボジア・中国国民交流年」として位置づけられており、2025年1月まで続く予定である。
さらに、同大臣は両国間の関係が「国民交流年」の終了後も続くと強調し、2025年を「カンボジア・中国観光交流年」、2026年を「カンボジア・中国青年交流年」とする提案を行う予定であることを明らかにした。
カンボジアと中国は初期段階として100万人の中国人観光客を目標としているが、将来的には年間200万から300万人の観光客誘致を目指す意向も示された。
また、カンボジアの伝統武術ボカターと少林寺武術の共同公演が2024年4月にシェムリアップ州で開催される予定であり、国際的な舞台でカンボジアの文化を発信する機会となる見込みである。
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