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<写真:Khmer Times>
カンボジア商業省(MoC)の最新報告によると、2024年にカンボジアで登録された中国企業の数は2921社に達し、前年比で20.65%の増加を記録した。
この伸びは、同年のカンボジアと中国の二国間貿易額が約140億ドルに達したことと一致しており、両国間の経済協力の深化を反映している。
2024年の二国間貿易総額は137億6000万ドルに上り、前年から24.23%の増加を示した。
このうち、カンボジアからの輸出額は16億ドルで、22.27%の成長を記録した。
カンボジア商業省は、中国の地方政府や民間企業との協力を強化し、カンボジアへの投資促進や地域市場向け製品の拡販に努めてきたとしている。
カンボジア中国商工会(CCCA)の副会長であるロル・ヴィチェット氏は、中国とアメリカの貿易摩擦が多くの中国企業をカンボジアに引き寄せている背景を説明した。
同氏は「カンボジアは投資に有利な立地条件と税制上の優遇措置を提供しており、多国間貿易協定を活用することで、企業は政府から大きな支援を受けることができる」と述べた。
また、中国企業が製造拠点をカンボジアに移転することで、アメリカへの関税増加のリスクを回避していることにも言及した。
カンボジア開発評議会(CDC)の投資委員会事務総長チア・ヴティ氏も、中国が過去10年以上にわたりカンボジア最大の海外直接投資(FDI)の出資国である点を強調した。
2024年1月から10月にかけて、中国企業はカンボジアで約30億ドルの投資契約を締結しており、中国は過去12年連続でカンボジア最大の貿易相手国としての地位を維持している。
両国間の経済協力は引き続き拡大し、さらなる成長が期待されている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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