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<写真:Khmer Times>
カンボジアには10月時点で、中国からの投資による工場が1273か所存在し、投資総額は90億8000万ドルに達している。これは同国全体の投資額の45.49%を占めるものである。
4日に行われたヘム・ヴァンディ工業科学技術革新大臣と中国のワン・ウェンビン駐カンボジア大使との会談で言及された。
ヴァンディ大臣は、カンボジアと中国の長年にわたる友好関係を強調し、産業や技術分野での協力が両国間の「ダイヤモンド協力」の主要な柱であるとして「中国は製造業におけるカンボジアの最大の外国投資国であり、今後も同国の成長を牽引する重要な存在であり続ける」と述べた。
カンボジアは2029年の後発開発途上国からの卒業を控えており、中国との協力をさらに深め、地元産の原材料生産を強化して市場の厳しい要件に対応していく計画である。
また、同会談では基準化、計測、試験サービス、さらには水供給といった分野での協力強化も提案された。
これに対し、ワン大使はこれまでの協力の成功を評価し、カンボジアが中国の国際的な取り組みを支持してきたことに感謝を示した。
さらに、メコン・ランチャン革新回廊会議や2025年のAI会議といった中国主催の今後のイベントへの参加をカンボジアに呼びかけた。
同日、プノンペンで開催されたカンボジア・中国デジタル経済協力フォーラムにおいても、ワン大使は両国間の「鉄の絆」が実りある協力に貢献していると述べ、「今後も新たな協力のマイルストーンが築かれ、この堅固な友情が国際関係において重要な役割を果たし続けるであろう」と期待を寄せた。
また、カンボジア商工会議所の副会長であるリム・ヘン氏は、カンボジアと中国の自由貿易協定(CCFTA)や地域的な包括的経済連携(RCEP)が両国間の貿易促進に寄与し、新たな投資を引き付けていると述べ、「CCFTAやRCEPのもとで、中国をはじめとする外国の投資家はカンボジアを輸出のための潜在的な投資拠点と見ている」と語った。
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