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<写真:khmertimeskh.com>
カンボジアの首都プノンペンにおいて、12日朝の空気質指標(AQI⁺)が144を記録し、「敏感な集団にとって有害(Unhealthy for sensitive groups)」とされるレベルに引き上げられた。
これは、世界の主要都市を対象とした空気質のランキングにおいて、同市が15番目に悪い水準に位置していることを意味する。
AQIがこの水準に達した場合、特に喘息や慢性呼吸器疾患を抱える人々にとって健康リスクが高まるとされている。
スイス拠点の大気質情報提供企業IQAirは、屋外での激しい運動を控えること、窓を閉めて外気の侵入を防ぐこと、さらに敏感な体質の人々には屋外でのマスク着用を推奨している。
プノンペンの大気質は、年間を通しておおむね「中程度(Moderate)」の水準を維持しているが、11月から翌年4月にかけての乾季には大気中の汚染物質濃度が上昇する傾向にあるとされる。
今回のAQI上昇も、この季節的な変化と無関係ではないとみられる。
この状況を受けて、呼吸器系に不安を抱える住民や訪問者に対し、早急な注意喚起と予防措置が必要となっている。
今後は行政機関による大気質管理の強化と、住民の健康意識の向上が求められる。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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