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<写真:Khmer Times>
カンボジア人民党(CPP)の報告によれば、2025年1月から5月にかけてカンボジアを訪れた外国人観光客が約295万人に達し、前年同期比で11.7%の増加を記録した。
国内観光客数も5割増の1316万人となり、観光業の本格的な回復を示す結果となった。
この統計はCPP創立74周年を記念する式典において、フン・セン上院議長により発表された。
観光業は同国経済の重要な柱であり、縫製品輸出、農業、不動産・建設と並びカンボジアの四大主要産業の1つに位置付けられている。
カンボジア旅行業協会(CATA)のチャイ・シブリン会長は、治安および政治の安定が外国人旅行者の信頼を高める要因となっていると分析している。
観光省と民間セクターの連携により、中国市場を中心とした観光誘致キャンペーンが成果を上げていることも報告された。
一方で、タイとの国境付近における緊張が一部の越境旅行に影響を及ぼしており、平和的な解決に向けた期待も示されている。
観光省は2025年に外国人観光客750万人の受け入れを目標に掲げており、現在は「グリーンシーズン」キャンペーンを展開中である。
これは雨季の自然や文化的魅力を積極的にPRすることで、年間を通じた観光需要の平準化を図る取り組みである。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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