おすすめのプロモーション

<写真:Khmer Times>
カンボジア政府は日本の大阪・関西で開幕した「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」において、自国の地場製品を世界へ発信する取り組みとして、クメール製品の展示を開始した。
万博は10月13日までの6カ月間にわたって開催される。
開幕式にはカンボジア商業省のサムヘン・ボラ政務次官が出席し、同国パビリオンの開設を主導した。
式典にはASEANのカオ・キムホーン事務総長、駐日カンボジア大使トゥイ・リー氏、同省幹部らも参列し、式典の重要性を示した。
商業省の発表によれば、展示品にはカシューナッツや香り高い米、銀・銅を用いた彫刻品、各種土産物、衣料品、黄金の絹織物、伝統工芸品などが含まれる。
また、観光資源や経済・貿易・投資分野における同国の潜在力を伝える映像も会場内で上映されている。
カンボジア館の中心には、世界遺産に登録されたコーケー遺跡の模型が設置されており、同国の文化遺産保護に対する姿勢と、クメール文明の建築および芸術における卓越性を象徴している。
さらに、国家動物であるクープレイの彫像や、ヒンドゥー神話「乳海攪拌」をモチーフにしたアンコール・ワットの浮き彫りも展示されており、神話と職人技の融合が見事に表現されている。
そのほか、伝統的な竹造りの高床式住居や、アンコール・ワットの縮尺模型も展示され、古代クメール文明の建築遺産を紹介している。
会場中央の風景には水田のパノラマが広がり、同国の農業の強さと、特産米の魅力を来場者に印象づけている。
[© poste-kh.com 2016-2025 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。