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<写真:Khmer Times>
カンボジア商業省の最新報告によれば、2025年1月から5月までの期間における衣料品・履物・旅行用品(GFT)輸出額は、前年同期比で23.5%増加し、61億3700万ドルに達した。
内訳としては、衣料品および繊維製品が44億5900万ドル(前年比23%増)、履物が8億3600万ドル(同7%増)、旅行用品が8億4200万ドル(同7%増)となっている。
GFT産業はカンボジア最大の外貨獲得源とされ、全国で約1538の工場・支社において、およそ91万3000人の労働者(主に女性)が従事している。
繊維・衣料・履物・旅行用品協会(TAFTAC)のカイン・モニカ事務次官は、外部からの経済的圧力がある中でも、同産業の状況は依然として堅調であり、米国による最近の関税政策も大きな影響を与えていないと述べた。
さらに、労働環境や法令遵守、投資環境の整備、電力料金や物流コスト、労働生産性など、多角的な要素が今後の生産継続や企業の移転判断に大きく関与すると指摘した。
カンボジア政府は現在、米国との相互貿易協定に向けた第2ラウンド交渉を終え、合意形成に向けて前進している。
商業省のペン・ソヴィチェア報道官は、自由貿易協定の拡充と産業の多角化を通じ、輸出市場のさらなる拡大を目指す方針を明らかにした。
なお、2024年通年のGFT輸出額は139億2000万ドルで、前年から23%の増加となった。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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