カンボジア、APEC首脳会談にてベトナムと国境問題解決を約束

カンボジアとベトナムは、来年末までに両国間の国境問題解決を目指すことを明らかにした。

先週土曜日、ベトナムのダナンで開催されたAPEC首脳会議の際に、フン・セン首相とベトナムのグエン・スアン・フック首相は両国間の国境に関し議論を交わした。
 
両者は、国境問題解決に加え、両国間の平和、開発、貿易、ビジネス、観光などを強化していくよう取り組むと述べた。

カンボジアは、1,270kmに渡りベトナムと国境を共有しており、現在までに、両国間の国境画定の約84％が完了している。

カンボジア国境管理委員会のバール・キホン委員長は、昨日、両首相の考えを歓迎した。

「両首脳は2018年に国境問題の解決を決意している。」と述べ、一日でも早く問題が解決することを望んでいると語った。

同氏は、両国はまだ国境策定の一部に合意していない部分があり、今後フランスに援助を求めるだろうと述べ、

「我々は、両国が同意していない残りの国境を画定する際に、フランスからの援助を要請することに同意した。」と語った。

政治アナリストのメイ・ナイ氏は、ベトナム政府はできるだけ早く国境画定に取り掛かりたいと考えており、これはプラスの兆候だと述べ、

「カンボジアからの合意を得て国境を画定することができれば、とても良いことである。」と語った。

外務省のチャム・ソウンリー報道官は、カンボジアとベトナムは、両国の国境に関する条約を忠実に順守していると述べた。

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