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月曜日に発表された国家不正行為監視委員会の半期報告書によると、当局はシェムリアップの煉瓦製造工場で児童労働が行われていることを2件、発見したという。
同報告書によると、シェムリアップの労働局は同州20か所の煉瓦製造工場を監視しており、そのうち2か所で約200組の親子が一緒に働いていたことが分かった。
その工場は財政難で既に閉鎖されているという。
国家不正行為監視委員会のソーン・サマス秘書は、「労働省と社会福祉省から児童労働についての報告を待っている。」と述べた。
この報告書は、カンボジアのNGOグループLicadhoがカンボジアが国際法で違法にあたる役身折酬(予め借金をさせ労働をさせる行為)や、児童労働の実態を発表してから数か月後に発表されたものだ。
当時イス・サム・ヘング労働大臣は、NGOの報告が誤っていた場合、訴訟を起こすと脅迫していた。
問題となった2か所の工場があるバンテアイ・スレイ区のニョール・クンティ長官は、「子供たちは労働を行っていたのではなく、放課後に両親の手伝いをしていただけである。」と述べた。
いくつかの家庭は工場長から借金を背負っており、両親の借金返済のために働いていると語った。
Licadhoの州担当者であるメン・キムサル氏は、「2015年にNGOが監視を始めて以来、児童労働は減少している。未だに工場で労働をしている子供を見るが、以前ほど深刻な状況ではない。」と述べた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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