シハモニ国王、森林伐採の深刻化を指摘

ノロドム・シハモニ国王は昨日、すべての市民が国の森林を守るよう嘆願し、第27回植樹祭を記念して、カンダル州の植樹式を執行した。
 
シハモニ国王は、ツール・プレック地域での式典で市民に自らの木の植え付けに参加するよう促し、皆伐や森林伐採、野生動物の狩猟を止めることによって国の森林を保護するよう訴えた。
 
「全国民は、違法伐採の中止、そして違法な森林伐採の搬出、狩猟、違法な罠猟を中止し、森林保護に協力してほしい。」
 
「植林に参加して森林の被覆を増やすべきだ。」
 
シハモニ国王は、健全な森林は経済的で社会的価値があると同時に、環境にも良いと付け加えた。国王はまた、それらは次世代のために保護されなければならないと指摘した。
 
一方、フンセン首相はFacebookページに、全国各地でより多くの木を植え、育て、保護してきた関連省庁、部門、そして全ての関係機関に感謝の意を表するメッセージを送った。
 
「すべての人々に利益をもたらすため、木を愛し、植え付け、保護し、森林と環境を守るという考えを養うため我々に加わってほしい」とフンセン氏は投稿した。
 
「森林が豊富な国は、気候変動を緩和するのに役立っている。」
 

農業省のヴェイン・サコン大臣は、2017年の時点で、カンダル州での植樹祭のために8,830本の木が10ヘクタールに植えられたと述べた。
 
「森林資源は、経済、社会、環境開発、特に過去から現在、そして将来の社会的利益において重要な役割を果たす」とサコン氏は語った。
 
植樹祭を祝うためにプレイ・クラコミュニティで1,400本の植林に参加した、コンポン・トム州のプレイ・ランコミュニティネットワーク代表のホエン・ソフィーク氏は、政府関係者の発言を支持したが、森林破壊はまだ収束していないと警告した。
 
「森林を破壊する人々の法的措置について、政府はそれを厳しく処罰したり防止したりする役割をまだ十分に遂行していない」と述べた。
 
「法の施行についてはまだ様々な障害があり、そのうちにも森林は深刻に枯渇している。」
 
「国王の訴えに対する敬意を持ち、森林を保護していくべきだ。」と同氏は付け加えた。


http://www.khmertimeskh.com/

今日のニュース一覧に戻る＞＞＞



 

[© poste-kh.com 2016-2024 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。