レインシー氏:首相はCNRPの分裂狙いと発言

レインシー氏:首相はCNRPの分裂狙いと発言
2017年01月02日 00時00分 公開
レインシー氏:首相はCNRPの分裂狙いと発言




亡命している野党党首サン・レインシー氏はフン・セン首相がカンボジア救国党(CNRP)の指導力を引き裂くことができると夢見ていると話し、野党副党首であるソカ氏のことをカンボジア救国における生涯のパートナーだとした。
日曜日夜、同氏はラジオフランスインターナショナルで2015年のフン・セン首相との対談を振り返り、当時、フン・セン首相はレインシー氏と生涯のパートナーであるかの様な関係だったことを明らかにした。

「私がカンボジアにいたとき、フン・セン首相も同様のことを言っていた。フン・セン首相は私をパートナーだと話していた。首相は私とソカ氏の関係を離したかったが、失敗した」とレインシー氏は話した。

「私はうまく行くと思わなかったが、その後、首相はソカ氏にも歩み寄った。首相は私とソカ氏の関係を引き裂くことができると夢見ていたが、この妄想が戦略の失敗につながった。」とレインシー氏は続けた。

レインシー氏とソカ氏は不信を抱き、地方選挙の1ヶ月後である2012年8月にCNRPを立ち上げた。結果的にCNRPは2013年の国民議会選挙で7議席を獲得した。

レインシー氏はソカ氏とうまく協力し、ソカ氏をカンボジア救国における生涯のパートナーだと考えるようになったと話した。

カンボジア人民党の報道官であるエイサン氏は昨日、レインシー氏は考え過ぎだと話し、首相はレインシー氏ではなくソカしと協力しようとしたのは、レインシー氏がカンボジアにいないからだと続けた。

「実際、フン・セン首相との関係を途絶えさせたのはレインシー氏だ」とエイサン氏は続けた。2015年11月野党党首であるレインシー氏はカンボジアから亡命した。

「もし、レインシー氏が首相と関わることができないなら、誰が首相と関わるのだ?国会では、両党は対話し続けなければならない。首相には対話できる人を選ぶという選択肢しかなかったのだ」とエイサン氏は続けた。

シンク・タンク・フューチャー・フォーラムのオウ・ヴィラク氏はフン・セン首相がレインシー氏とソカ氏の関係を引き裂こうとしていたというレインシー氏の考えには同意するが、首相のその戦略がうまく行くかどうかはCNRP次第だったと話した。

「政治の世界では一方が他方を弱めるという駆け引きは珍しくない。CNRPにとって重要なことは何の戦略が政党を強めるかということだ」とヴィラク氏は話した。


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