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<写真:khmertimeskh.com>
カンボジア国防省は17日、タイ軍による国境地帯での攻撃が11日目に突入し、これまでに市民17人が死亡、77人が負傷したと発表した。死者の中には乳児も含まれているという。
マリー・ソチェアタ国防次官は、タイ軍が7日からカンボジア領内への攻撃を開始し、F16戦闘機、ロケット砲、ドローン、クラスター爆弾、有毒ガスといった重火器を用いていると非難した。
また、過剰な兵力を投入した一連の越境行為は、国連憲章やASEAN憲章、ならびに国際法の根本原則に明確に違反していると強調した。
さらに同次官は、民間人やインフラ施設への無差別攻撃に加え、歴史的遺産に対する破壊行為を即時に中止するようにタイ側へ求めた。
あわせて、誤情報の意図的な拡散についても強く非難し、これら一連の行為が地域の平和と安定、そして国際秩序に対し深刻な脅威をもたらしていると警告した。
カンボジア政府は、タイとの間で合意された和平共同宣言が一方的に破られたこと、また戦争犯罪と見なされ得る行為が繰り返されていることに強い懸念を表明している。
国際社会に対して、これらの行為を厳しく非難するとともに、タイ政府に責任を追及するように呼びかけた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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