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<写真:khmertimeskh.com>
カンボジアのネック・ピアクラ情報相は12日、タイとの国境地帯で激化する武力紛争により、12万7000人を超える子どもが家族とともに住居を追われ、避難を余儀なくされていると明らかにした。
声明の中で同氏は、民間人への深刻な影響を強調し、早期の平和実現に向けた国際社会の関与を求めた。
ピアクラ氏は、最近の武力行使について「深刻な人道的影響をもたらしている」と述べ、特に子どもたちが住居や学校を離れざるを得なくなっている状況に懸念を示した。
戦火の影響が生活の基盤を直撃しており、教育の継続すら困難となっている現状を訴えている。
また、同氏は「タイ軍によるカンボジアの主権と領土保全に対する武力侵害は重大な結果を招いている」と非難した。
戦闘機を含む重火器が、軍事施設のみならず民間人にも使用されているとし、国際法違反の可能性にも言及した。
さらに、「12万7000人以上の子どもたちが親や家族とともに避難しており、家や学校を後にしている」と述べた上で、「カンボジアの子どもたちは親や国家とともに領土防衛に立ち向かう意志を持っている」と強調した。
ピアクラ氏は、紛争の長期化がさらなる人道危機を招くと警告し、国際社会に対して平和的解決のための積極的な支援と関与を求めている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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