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アジア最大の航空会社である中国南方航空は、ジェット燃料費の高騰が今年上半期の純利益に大きく影響していることを明らかにした。
中国南方航空の純利益は、1月から6月にかけて前年比11.1%減の27億7000万元(4億2000万ドル)であったことを香港証券取引所への声明で発表した。
広州に本拠を置く同航空会社は、収益が増加したもののジェット燃料費も共に増加し、運営費用が30%以上増加したことが純利益の減少に大きく影響したと述べた。
一方で、中国の中流階級の人々の旅行やレジャーの需要増に伴い、中国の各航空会社は国内線や国際線の人気は順調だ。
中国南方航空では、上半期の総売上高は578.2億元で、昨年より11.7%増加したという。
また株価は、香港で4.74%上昇し、上海では5.81%上昇した。
中国東方航空は、上半期の純利益は34.4%増の43.4億元であったが、これは物流関係の子会社の売却から得た19億元によるものであると発表した。
上海を拠点とする航空会社のジェット燃料費は45%増加した。
中国東方航空は、「国際原油価格は、昨年同期と比べ大幅に上昇した」と発表し、業界の競争が激化したことにより、国際線からの収入が減少したと付け加えた。
しかし、高い需要により総売上高自体は約10%増加したという。
中国東方航空は、7月に、エール・フランス-KLMの株式10%を約3億7500万ユーロ(4億3,800万ドル)で買収し、今後は欧州でのネットワークを拡大していく予定だと発表した。
中国東方航空の株価は香港で3.78%増、上海では2.43%増となった。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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