交通事故死亡者の82％が”ノーヘル”　運転者の保険加入義務化へ

警察当局者は昨日、自動車・自動二輪の所有者は間もなくその車両の保険への加入が義務付けられると語った。

国家警察署長のヒム・ヤン氏は、交通事故調査研究の養成機関で、12の県の120人の地方警察官にこの旨を伝達した。

ヤン氏によると、中国とタイの保険取扱企業は現在、あらゆる種類の車両に対応した保険商品を作るため、現地警察との協議を行なっているという。

バイク所有者は年間17ドル、小型車所有者は70ドル、大型車両所有者は年間80ドルの支払いが義務付けられる予定だ。

また運転者が事故に遭って負傷した場合、会社は580ドルを支払い、死亡した場合は3000ドルを支払うこととなる。

しかし、すべての運転者が車両保険に加入するという目標達成までの具体的なスケジュールはまだ設定されていないという。


ソーシャル・アカウンタビリティの常務取締役サン・チェイ氏は、警察によって考案された今回の計画は、運転手にとっては良いことだと語った。

「保険の価格設定は、市民にとって高価というわけではないので、誰もが保険に加入できるという意味で良い。しかし警察は、これらの保険取扱企業が不正を働いていないかを監視する必要がある。」と語った。

チェイ氏は、政府は提携予定の保険取扱企業について徹底的なバックグラウンドチェックをしなければならないと述べた。

国道安全委員会の報告によれば、2017年の上半期の事故件数は1,883件で、前年同期比で1％弱の増加となった。

また2017年上半期の919人の死亡者のうち、696人がバイク運転者であり、うち82％がヘルメットを着用していなかったという。

http://www.khmertimeskh.com/

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