麻薬取り締まり強化へ

麻薬取り締まり強化へ
2016年12月22日 00時00分 公開
麻薬取り締まり強化へ

内務省大臣のサー・ケン氏と憲法執行機関の役員らは昨日、警察に対し小規模的に活動する麻薬乱用者に対して一層厳しい態度で取り締まり、国境から麻薬が国内に入ってこないよう、適切な管理に取り組むよう訴えた。国立教育研究所で行われた第一回対麻薬キャンペーンの開催に際し、役員らは「麻薬密輸に関与して逮捕された警察は、ほかの乱用者よりもさらに厳しく罰せられることになる。」と述べた。

ケン氏は「1月1日から始まった6か月間に及ぶ反麻薬運動はカンボジア-ラオスの国境をまたぐスタング・チェン、プレア・ヴィヒール、ラタナキリを時間ごとに区切って監視した。」と述べた。軍司の総令官として勤めていた経験があり、現対麻薬組織の隊長であるケー・キム・ヤン氏も、「麻薬取引に関与して逮捕された警察官は厳しい処罰が待っている。」とし、「我々のような高官は特に厳しく罰せられる。地位が高いからと言って処罰が軽減されることはなく、むしろ厳しくなる。」と述べた。

軍警察隊ネス・サヴォエウン隊長はまた、販売元を特定するために小規模な麻薬乱用者も取り締まるよう警察に促した。麻薬取引に詳しいデイビッド・ハーディング氏は政府の姿勢を評価しつつも、「小規模な麻薬団体を取り調べるだけでは不十分だ。」と指摘し、「政府が注力して取り締まるべきは、実際に麻薬の売買をしている街中の企業連合である。」と警鐘を鳴らした。

 
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