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プノンペン市役所によると、総選挙当日の7月29日は市内の公共バスの運行を停止するという。この施策はバスの運転手に投票に行ってもらうことが目的だ。
今回の発表は、6月8日にカンボジア国家選挙委員会(NEC=National Election Committee)、6月13日にカンボジア労働省によって提案された労働者に選挙で投票してもらうために休暇を与えるべきという指示を受けたものだ。
プノンペンのKhuong Sreng知事は「7月29日、バスを運営する当局に協力してもらいプノンペン市内ではバスの運行を停止する。バスの運転手は投票に行ってもらいたい」と述べた。
同知事によると、30日からはバスは通常運行されるという。
プノンペン市役所広報担当のMeas Pheakdey氏は、今回の施策について国民の理解を求めていると語った。
同広報担当は「法律で定められている通り、州当局だけでなく会社や企業、また工場の所有者は労働者に投票に行かせなければならない。国民は今回の施策を受け入れてほしい」と述べた。
衣服製造工場に勤める労働者や大学生は選挙前日と翌日を含めた計3日間休みをもらえるという。
Pheakdey氏によると、国内で働く労働者の数は正確には測れないもののバスの台数の総計は把握できており、その数は155台だという。
カンボジア政府は国民に投票に行くように呼びかけている。24日、Sar Kheng内務大臣は各地方の企業に対し、国民が選挙前日ではなく選挙当日に投票に行くようにチェックしてほしいと述べた。
出典:KhmerTimes
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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