フンセン首相、覚書署名のためハンガリーへ出発

フンセン首相、覚書署名のためハンガリーへ出発
2019年06月14日 00時00分 公開
フンセン首相、覚書署名のためハンガリーへ出発

<13日、フンセン首相がハンガリーに向けてカンボジアを出発した(KT/Khem Sovannaraより)>


フンセン首相と政府高官の代表団は、3枚の覚書に署名をするため、13日にハンガリーへ出発した。ハンガリーには2日間滞在する予定だ。


代表団には、Sar Kheng内務大臣、Tea Banh国防大臣、Bin Chhin副首相が含まれており、プノンペン国際空港に姿を現した。


Sry Thamrong首相府付大臣は空港で記者に対し、フンセン首相はハンガリーのオルバーン・ヴィクトル首相と会談し、その後Janos Ader大統領やLaszlo Kover国会議長と面会する予定だと述べた。


同首相府付大臣によると、フンセン首相の訪問中、両国は二国間の協力や発展、交換留学プログラム、経済協力に関する覚書に署名する予定だという。


同首相府付大臣は「今回は短い訪問だが、EUに加入しているハンガリーとの関係を強化することでカンボジアは利益を得ることができるだろう」と述べた。


同首相府付大臣によると、16日にフンセン首相はタジキスタンのドゥシャンベで開催される第5回アジア相互協力信頼醸成措置会議(CICA)に参加する予定だという。フンセン首相は、2020年までCICA議長を努めるタジキスタンのEmomali Rahmon大統領に招待されたそうだ。


同首相府付大臣によると、CICAではアジア諸国や世界における安全保障上の課題、不安定な政治、核兵器の脅威、テロ、エネルギーの安定供給などについて議論が交わされる予定だ。


同首相府付大臣は「首脳らは両国が平和的で緊密な関係を構築するために意見を交わす予定だ」と述べた。


外務省が公開した文書によると、CICAは参加国間の平和や安全、安定的な関係強化を目的とした多くの国が参加するフォーラムだという。2011年にCICAのメンバーになったカンボジアを含む26カ国の首脳が参加する。


同首相府付大臣によると、中国の習近平国家主席やロシアのウラジーミル・プーチン大統領など強国の代表も参加する予定だという。


また、16日朝、フンセン首相は帰国前にプーチン大統領やEmomali Rahmon大統領、キルギスのSooronbay Jeenbekov大統領、カザフスタンのKassym-Jomart Tokayev大統領とも会談を行う予定だ。

 

出典:KHMER TIMES

 

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