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コンポンチュナン州当局は、水質汚染を抑制するために、トンレサップ川に住む数千人の住居を移転する計画だと明らかにした。
州知事のチョー・チャン・デーン氏は同州の川に沿って3つの地域の5つの村で環境汚染が引き起こされ、川の生態系を傷つけていると語った。
川の上にある全ての村を乾いた土地に移動する必要があり、今後川の上に住居を設けることを禁止すると同氏は述べた。
チャン・デーン氏は、地方当局は5つの全ての村を移転すると述べたが、彼らは住民が自発的に川から去るように促しているという。
同氏は「しかしながら、まずは水辺の地域を開発し整備するために、コンポンチュナン州のPhsar Krom地域にある村を移転しなければならない」と語る。
チャン・デーン氏は、この移転は法律に従って行われているというだけで、当局がいつ村移転のための措置をとるのかは述べなかった。
以前、約300もの世帯がPhsar Krom地域から乾いた土地に移住することを決めたが、約800の世帯がまだここにいるという。
同氏は加えて、州当局がこの問題を無視し続ければ自体はさらに悪化するだろうと続けた。
「もしも我々が川からの移転に取り掛からず、10年や20年も住めばどうなるだろう。川の生態系への被害はさらに大きくなっていくだろう」とチャン・デーン氏は述べた。
農業省のベン・サコン氏はクメールタイムズの取材で、「我々は生活を向上させるためにトンレサップ湖に住む数千の家族を移転したいと考えている。」とコメントした。
サコン氏は、湖の周りの地方当局に新しい住宅を建設できるような場所を見つけるよう要請したことを確認した。
現在、居住者のために住宅を建設するのに適した場所を探すよう各州に要請したばかりだという。
同氏は「これは我々が実施しなければならない長期的な計画である。不法漁業を排除するプロジェクトもあるが、人々が引き続きそこに住むのであれば達成できないだろう」と述べた。
不法漁業に加えて、政府関係者は環境汚染や湖の生態系を懸念している。
サコン氏は「湖沿いの全ての地域に人々がより快適に住むために適切な場所を見つけるよう伝えた。」と述べ、最終的にはトンレサップ川に住む住民の生活水準が上がると主張している。
今日はただの移転計画を立てるだけではない。明日から、さらに来年になってもこの動きが起こるとは期待していない。彼らの住居を移転するためにはたくさんの計画を立てなければならないという。
農業省や地方当局は、新しい住宅地は人々が農業や漁業から生計を立てるための適切なインフラの整備を確実にしなければならないとサコン氏は加えて述べた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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