フン・セン首相、シェムリアップに新空港建設を表明

フン・セン首相、シェムリアップに新空港建設を表明
2017年10月02日 00時00分 公開
フン・セン首相、シェムリアップに新空港建設を表明


フン・セン首相は昨日、シェムリアップへの観光客の増加に対応して、新しい空港が必要だと語った。

首相はまた、国内の他の2つの主要空港(プノンペン・シアヌークビル)に関してもを機能を拡張して、その受け入れ能力を高めるよう求めた。

フン・セン氏は、旅客輸送と貨物輸送の増加に対処するためには、新しい空港の建設と既存の空港施設の抜本的改革が必要だと述べた。また、この改革は2020年までに700万人以上の観光客を誘致するという政府の計画に沿ったものであると付け加えた。

「私たちの目標は、2020年までに約700万人の外国人観光客を誘致することであり、我々はそれを達成できると確信している。」

「我々の計画は、空港の能力を強化・拡張し、より長い長距離航空機の着陸を可能にするために、新しい空港を建設することである」


フン・セン氏はまた、国内の他の飛行場について、プノンペンとシシアヌークビル州の国際空港は、増加する乗客と貨物を処理するために改革が必要だと述べた。

カンボジアは先週、中国の雲南投資有限公司と8億800万ドルの契約を結んだ。これにより、国営企業が55年間の建設運営移転(BOT)の下で新空港を管理することができる。


新空港は、シェムリアップ州から約50km離れたソットニコム地区に建設予定で、敷地は700ヘクタール以上だという。カンボジアの民間航空事務局の広報担当者のシン氏によると、新空港の建設は2018年初頭に始まる見込みだ。

「建設の具体的な日程は決まっていないが、来年初頭には始まる見込みだ。現在、準備に取り組んでいる」


カンボジアエアポート社の広報担当者、ノリンダ氏は、「カンボジアの3つの主要国際空港の将来の発展を詳述する完全かつ包括的な計画がある」と、クメール・タイムズに語った。

ノリンダ氏は、既存の空港には能力開発の余地がある程度あり、長期的には新しい場所での展開が想定されると付け加えた。

太平洋アジア旅行協会(PATA)のカンボジア担当のシナン委員長は、より良い空港施設の建設によって、ユネスコに登録されているアンコール・ワット遺跡群を含むシェムリアップにより多くの観光客が訪れることになるとのニュースを歓迎した。

「より大きな空港では、より多くの観光客が訪れるあらゆる機会を確実に活用するために、マーケティングに取り組むことも重要だ。」とシナン氏は述べた。

「カンボジアへの就航便数は増えているが、中国市場のみに焦点を絞ることはできない。我々は、インドのような他の地域市場も視野に入れていかなければならない。」

カンボジアエアポート社によると、カンボジアの3つの主要空港における旅客輸送量は、昨年から8.5%増加したという。プノンペン国際空港の利用者数は10%増加し、399万人に達した。

シアヌークビルとシェムリアップの国際空港の利用者数はそれぞれ6.6%、5.5%増加した。

昨年、カンボジアは500万人の外国人観光客を迎え入れ、前年比5%増となった。

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