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<写真:Khmer Times>
4月14日〜16日のクメール正月を控え、プノンペン当局は3月26日、安全確保および伝統文化の保護を目的として、観光客や市民に危害を及ぼす可能性のある行為を禁止する声明を発表した。
声明によれば、公共の場での水かけ遊びや汚水・着色水の散布、ペットボトルの投擲、棒を用いたゲームなど、交通事故や負傷、物的損害を招く行為はすべて禁止対象とされた。
さらに、花火や爆発物の使用、輸入、販売、購入も全面的に禁じられ、違反者には法律に基づく処罰が科される見通しである。
当局は市民に対して交通法規の遵守および飲酒運転の回避を強く呼びかけている。
また、寺院、公共施設、家庭における火災リスクを軽減するため、線香、ガスコンロ、電気機器など火の取り扱いに注意し、外出時には電源を切るなどの予防措置を徹底するように促している。
プノンペンのクオン・スレン知事は市内14区の行政当局に対し、安全および公共秩序の維持に向けた行動計画の策定と実行を指示した。
これには交通渋滞の緩和、犯罪防止、火災対応のための警察・消防隊の配備強化が含まれる。
観光地や寺院、リゾート地における警備体制の強化も警察に命じられており、スレン知事は、社会不安を引き起こす行為や公共の安全を脅かす行為には厳正に対処する方針を示した。
一方で、カンボジア王立アカデミーの哲学・法学教授クロー・ティダ氏は、若者に対して伝統的なクメールの民俗遊戯への参加を呼びかけ、文化の継承とその意義を強調した。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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