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<写真:khmertimeskh.com>
プノンペン都当局は、2025年のクメール正月に合わせて開催される伝統祝祭「ワット・プノン・サンクランタ」に向けた準備を本格化させている。
3月20日にはクート・チェ副知事が関係部局との調整会議を主導し、今年の祝祭を過去最大規模で実施する方針を示した。
クート・チェ副知事は、同行事を国際的な文化遺産として広く発信する必要性を強調した。
政府が現在、クメール正月における「モハ・サンクランタ」のユネスコ無形文化遺産への登録を申請中であることを受け、今年の演出に一層の創意工夫を加える姿勢を示している。
ワット・プノン・サンクランタ2025は、例年通りプノンペン市中心部に位置する歴史的・文化的象徴であるワット・プノンを会場として、4月13日から16日までの期間に開催される。
新年の守護神を迎える宗教儀式を皮切りに、仏像の行進、伝統舞踊、民俗遊戯、音楽公演など、多彩な文化プログラムが展開される見通しである。
また、行事に向けた施設整備も進められており、損傷箇所の修復、子ども用遊具の補修、ワット・プノン周辺のライトアップ演出の強化などが指示された。
さらに、新設された観光施設リバーサイド・ウォークストリートとの連携を図ることで、会場間の回遊性を高め、祝祭全体の魅力を一層引き立てる構えである。
クメール正月における最大規模の伝統行事の1つである本イベントは、国内外の観光客誘致とカンボジア文化の継承・発信を同時に果たす機会として、地域社会から大きな期待が寄せられている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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