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より効果的で近代的な税収システムを導入したことで、政府の税金による歳入が昨年増加し、開発援助金が底を尽きた場合に使用できる資金を確保したという。
昨年の税収は15%増加し、14億9000万ドルに達したと、新たに発行された包括的課税書(GDT)で明らかになった。
財務専門家らは、「記録的な年となった昨年は、カンボジアの税法を改善し、納税者の不満に対応するために効果的な改革がなされた。」と述べている。
カンボジア投資管理部のCEOであるアンソニー・ガリアノ氏は、「カンボジアの税システムにおける着実な変化は、政府によるカンボジア経済の制御能力を高め、海外援助への依存を減らす。」と話した。また続けて、「開発は支援に頼れるという期待に大きく依存しているものの、カンボジアは年金歳入を、国庫を満たすためにために使う権利が与えられている。これは、租税総局の支援によるところが大きい。」と話している。「信頼ができ、重要な税収入が大きく増えている。」とガリアノ氏はコメントした。
2016年における高い税収入は、税政策と納税者の不満を改善するという近年における一連の改革の産物であったと言える。こうした素晴らしい改革は、ほとんどの小規模企業に適応されていた推定税金制度(Estimated Tax Regime:ETR)を廃止するよう決断を下したGDTによるものだった。現実に根差した厳格な税政策をすべての事業体に適応した。GDTそのものによる管理と比べると、推定税金政策は完全に非効率的で要求額よりも低い税金を支払っていることを隠してしまえる制度だった。そして何よりも重要なのが、カンボジアの市場を競争力のないマーケットにしてしまうことだった。ガリアノ氏は、「ここ数十年の税政策において去年のETR廃止は、最も記念的で決定的な変革だった。」と話している。
効率的な関税手続き過程や関税政策の執行でより高い関税と物品税収入が生まれ、国家の税収も増加する。税関総局は先週、関税及び物品税による2016年におけるカンボジアの税収は2015年を10%上回る17億4000万ドルに上ったと明らかにした。またGDTと関税消費税総局(GDCE)を合わせた歳入は32億3000万ドルに上り、2016年度の国家予算である43億ドルの実に74%に上る額であった。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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