2017年マラリア感染者数、前年比2倍に増加

保健省の関係者は2017年のマラリア患者数は2016年と比較して約2倍になったと述べ、2018年の患者数を下げるための戦略を話し合った。

木曜日の寄生虫・昆虫・マラリア国立対策センターの公式報告によると、45,991件のマラリア感染があり、1名が死亡した。

23,627件の感染と1名死亡であった2016年に比べると、マラリア患者数は95％増加した。

昆虫学およびマラリア対策国立寄生虫センターの責任者、フイ・レコール氏は、マラリア感染の増加は、村のボランティアサービスが中止されたことによるものだ、と木曜日に語った。

コミュニティレベルに基づいたこのサービスは、村人に教育を施しマラリアへの治療を提供していた。

同氏は、感染急増の理由を数多く聞いている。

マム・バン・ヘン保健相は、昨年マラリアで1人しか死亡しなかったが、感染した人の数は急増したと述べた。

同氏は州の保健指導者にマラリアの症状が見られる患者にすぐ検査と薬を提供するよう呼びかけた。

「そうすればすぐに病気の人の数が減るだろう」

寄生虫・昆虫・マラリア対策のための国立対策センターは、バタンバン、コンポンチュナン、コンポントム、シェムリアップ、パイリン、コンポンスプーら6つの州のマラリア発生率を、1,000人に1人の割合に減らすことを目指している。

「マラリアを治療する村のボランティア地域サービスに協力し、また促進する必要がある」と同氏は語る。

「160万個以上の殺虫剤処理された蚊帳を脆弱な人々に配布する用意も整っている」

http://www.khmertimeskh.com/50110503/cases-malaria-nearly-doubled-past-year/

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