総選挙で20の政党が参加確定、救国党なしでの投票へ

総選挙で20の政党が参加確定、救国党なしでの投票へ
2018年05月23日 00時00分 公開
総選挙で20の政党が参加確定、救国党なしでの投票へ


23日、カンボジア国家選挙委員会(NEC=National Election Committee)は、7月29日に行われる総選挙に参加する20の政党が正式に決定したと発表した。

NECのSom Sorida秘書官は「23日、総選挙に立候補する政党が正式に決定した。政党の数は20で、選挙活動期間は7月7日から27日までと予定されている」と話した。

元カンボジア救国党(CNRP=Cambodia National Rescue Party)の弁護士のOu Chanrath氏は「救国党が総選挙に参加できるという希望をまだ捨ててはいない。CNRPの解散は与党のカンボジア人民党(CPP=Cambodian People's Party)の政治的な思惑で謀られたものだった」と話した。

また同氏は「仮に人民党が同じカンボジア人の仲間の意見に耳を傾けるのであれば、我々救国党が総選挙に参加するのは当然のことだろう」と話した。

救国党は昨年11月に最高裁判所によって解散を命じられており、救国党の118人の上院議員が5年以上の政治活動の停止も命じられているという。また、救国党の代表ケム・ソカー氏は国家反逆罪で投獄されている。

人民党のSok Eysan広報担当は「救国党が総選挙に復帰する希望を持つことは実に馬鹿げている。総選挙は救国党の参加なしで予定通り行われることになる。もし総選挙実施に逆らえば、自ら法に反することになるだけだ」と語った。

出典:KhmerTimes

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