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Blue Circle社がカンポット州でカンボジア初の風力発電施設を建設することを計画している。
今月、シンガポールに本社を構えるBlue Circle社がカンポット州に風力発電施設を建設する計画についてカンボジア政府と対談する見込みだという。
カンポット州とモンドルキリ州での計画実現調査を完了したBlue Circle社は11月9日、カンボジア政府の代表とカンボジア全体に電力供給した場合の金額について議論するため面会予定だと、カンボジ鉱工・エネルギー省エネルギー局のVictor Jona局長は述べた。
既に複数の東南アジア諸国で運用実績を有するBlue Circle社だが、カンポット州のBokor山には10機のタービンを建設予定だという。同計画では80メガワットの電力が生産可能になるという。
「Blue Circle社は風力発電においてBokor山に可能性を感じており、80メガワットの電力を生産可能な同施設に投資したいと考えている。また同社の投資元はフランスだ」と語った。
The Blue CircleカンボジアのVarabott Ho社長はカンボジア政府からの要求を実現するために動いていると述べたが計画についての詳細コメントは得られなかったという。
同社長は Khmer Times紙に対して1メガワットの電力を生産する施設の建設には200万ドル(約2億1700万円)〜 300万ドル(約3億2600万円)の費用が必要だと述べた。
予定通り計画が進めば国内初の風力発電施設となる。カンボジア国民の電気代を下げることができるため風力発電は重要だとカンボジア政府は理解していると同社長は述べた。
カンボジア電力公社(EDC)はソーラー発電施設からキロワット時0.076ドル (約8円) で購入している。
The Blue Circle社はタイ、ベトナム、カンボジアで風力とソーラー発電計画を実施している独立系電力会社で設立は2013年だ。
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