WHO:カンボジアで大規模な感染拡大の可能性がある、対策呼びかけ

WHO:カンボジアで大規模な感染拡大の可能性がある、対策呼びかけ
2020年04月15日 00時00分 公開
WHO:カンボジアで大規模な感染拡大の可能性がある、対策呼びかけ

<画像:Pixabay>

 

世界保健機関(WHO)は13日(月)、カンボジア国内での大規模な感染拡大の可能性があるとして、カンボジア政府に対して対策を講じ、医療従事者の個人防護具やフェイスマスク、人工呼吸器の在庫を確保するように呼びかけた。

 

カンボジア保健省や関係当局が13日(月)に開いた記者会見で、WHOカンボジア代表者のLi Ailan氏はカンボジアの状況は感染者数の少なさに反して依然として非常に深刻だと話した。

カンボジアで確認された新型コロナウイルス感染者数は12日(火)までで122人にのぼっている。

 

 

「カンボジアはコミュニティ感染が発生する可能性があるため、最も優先すべきことは大規模な感染拡大に向けて対策をすることだ。現在は発生していなくても、今後発生する可能性に向けて準備をしなくてはならない。」とLi Ailan氏は記者会見で話した。

続けて、Li Ailan氏は大規模なコミュニティ感染が発生すれば、ヘルスケア施設や医療従事者に相当な負担がかかると話した。

具体的に、重症患者向けのベット数の確保、多くの国が直面している人工呼吸器や医療従事者の個人防護具の不足などをLi Ailan氏は挙げている。

また、軽症者を受け入れるホテルやその他施設の確保などについても言及した。

 

カンボジア政府の新型コロナウイルスにおける対策をめぐっては、様々な声が飛んでおり、カンボジアの医療レベルや政府の監視能力、十分な検査の実施有無については疑問の声が上がっている。

 

 

 

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