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<写真:The Phnom Penh Post>
カンボジア政府は、新型コロナウイルス収束後、二国間の観光促進や関係強化を目的に、インドへの直行便の運航を開始することで同国と合意した。
20日、タオン・コン観光大臣とインドのデブヤニ・コブラゲード(Devyani Uttam Khobragade)駐カンボジア大使が観光省で面会し、直行便の運航に関して合意した。
タオン・コン大臣は、インドとの関係について、新型コロナウイルスの感染拡大前にはインドにある聖地を巡る旅行にカンボジア人が多く参加するなど、長く文化的・宗教的に交流を深めてきたとした。
さらに、新型コロナウイルスが抑制された後、直行便の運航を含む、両国間の観光業の発展を目的とした協調関係を築くことが大切だとした。
これに対して、デブヤニ大使も直行便の実現に向けて協力していく意向を示している。
2020年は新型コロナウイルスの影響で、カンボジアの観光業界にも甚大な影響が出ている。
国内でも最も有名な観光地であるアンコールワットも、2020年の訪問者数が前年比91%減少し、チケットの売り上げも激減していた。
今回のインドとの合意を受け、カンボジアを代表する観光地であるアンコールワットのツアーガイド団体「クメール・アンコール・ツアー・ガイド協会(KATGA)」の会長は、世界第2位の人口を持つインドと直行便を就航することで、アンコールワットを訪問するインド人観光客が増加し、雇用拡大にも繋がると期待を示している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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