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<写真:Khmer Times>
カンボジアの関税当局は、インドから輸入された冷凍の水牛肉から新型コロナウイルスが検出されたと発表した。
一方で、輸出業者は3ヶ月前にインドの研究所で肉の検体を検査した際には結果が全て陰性だったと反論している。
また、肉がインドから出荷されカンボジアへ到着するまでの3ヶ月の間、ウイルスが生き残ることができるという科学的な証拠がないとして疑問を呈した上で、再検査を求めている。
保健省は、プノンペンのTri-Khodドライポートで、冷凍の水牛肉のウイルス分析を行なったという。
クメールタイムズ紙の報道によると、冷凍の水牛肉は「Bovini Food Co Ltd」と「Ashary Investment & Construction」によって輸入されており、ウイルスが検出された水牛肉は廃棄されるという。
さらに、クメールタイムズが入手した情報によると、インドの輸出業者2社は、インド国内の ISO 17025に認定されている研究所で肉の検体を採取・検査を行なったところ、新型コロナウイルスの感染は確認されなかったとしている。
インドとカンボジアでの検査結果がそれぞれ異なることから、インドの輸出業者はインド大使館やカンボジアの輸入業社を通じて保健省やCOVID-19と戦う国家委員会に対し、同じコンテナに保存された肉から新たに検体を採取し、再検査をするよう要請した。
新型コロナウイルスは主に咳や会話によって生じる「しぶき」を吸うことによる飛沫感染が主体だ。
これまでに冷凍食品やその包装の表面に新型コロナウイルスが付着していたという例については報告されていない。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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