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<写真:Khmer Times>
フンセン首相は20日、クメール正月の祝いとして使用された水鉄砲で外国人女性が目を負傷したことを受け、水鉄砲の禁止を呼び掛けた。
首相はソーシャルメディアで外国人女性が目を負傷したという情報を目にしたという。
王立プノンペン大学の歴史学教授であるSambo Manara氏によると、水鉄砲の使用はカンボジアの伝統ではなく、継続すれば伝統文化や叡智に影響を与えることになる。
また、同氏は若者数人が水鉄砲で女性に嫌がらせをしたことを例に挙げ、カンボジア国民の恥であると指摘している。
クメール正月の水遊びは以前と現在では異なっており、以前は元旦にバゴダで僧侶による儀式が行われた後、祝福のために水を掛け合うものであった。
同氏によると、クメール正月には伝統的な遊びをするべきであり、若者が伝統的な遊びを継承しなければ文化から消えてしまう可能性がある。
また、同氏はフンセン首相の水鉄砲禁止に同意し、伝統的な遊びの保護によって文化の促進や次世代への継承が可能になることを指摘している。
4月13日〜16日のクメール正月には全国各地で祭りが行われ、外国人や観光客を含む600万人以上が参加した。
クメール正月前に実施されるカンボジアの伝統的な遊びにはBos Ang Kunh、Chol Chhoung、Chab Kon Khleng、Sdech Chong、綱引きなどがある。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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